クラフトビールOEM

オリジナルビールが作れるビール工場5選|気になる最低ロットや金額も紹介

「会社のノベルティーにオリジナルのビールを作りたい!」
「オリジナルのビールを作って販売したい!」
コロナも収束し、全国で様々なイベントが戻ってきた今、オリジナルのビールを作りたいと考えている方も多いと思います。

「最低ロットは?」
「金額は?」
この記事ではオリジナルのビールを作るにあたり、押えておきたいポイントをまとめてご紹介するオリジナルビール作り方まとめ完全版です!!

オリジナルビールって気軽に注文できるの?

近年、小規模醸造所と呼ばれるクラフトビール工場が全国に増えています。皆さんの住んでいる町にもあるかもしれません。
同時にクラフトビールのOEMを受託しているクラフトビール工場も増え、オリジナルのビールを作りたい方からするとクラフトビール※1OEM委託先の選択肢が広がっています。
※1製造業者が他社ブランドの製品を製造することを指します。

しかし、小規模醸造所との取引では気をつけないといけないポイントがいくつかあり、よくよく確認しておかないと後々受託側のクラフトビール工場と発注者の間でトラブルになるケースがあります。

ビール工場によって違うOEM条件

(1)最低ロット
何本から作れるかによってOEMにかかる金額が大きく変わってきます。100本から作れるところもあれば1000本からしか作っていない工場もあります。ビール工場によって異なるので最初に確認いておきたいポイントです。
(2)オリジナルビール一本当たりの金額
何本作るか、どんなビールを作るかにより大きく変わってきますが相場は、400円から500円の間です。
(3)容器「瓶」「缶」「樽」

瓶と樽での注文を受けてくれるビール工場は多々ありますが、「クラフトビール缶」を作ってくれるビール工場は多くありません。飲んだ後の処分もしやすく、配送する際に瓶ビールよりも缶ビールの方が送料が安いため、缶ビールを作れるビール工場を探している方が多くなっています。
お問い合わせをする前に缶ビールのOEMを受けているかの確認をするのがおすすめです。

OEMを受けているクラフトビール工場

①株式会社Story Agent

受託実績100社以上あるビール工場です。レシピ作成から納品まで一括して行なっています。
小規模醸造所では滅多にない熱処理加工にも対応しているため賞味期限は最長6ヶ月まで保ちます。分割納品も行なっているためビールの保管場所がない方にとって嬉しいサービスとなっています。発注者は工場の見学も無料でできるため安心して注文することができます。

最低ロット:200缶
金額:
445円〜
容器:
缶、瓶、樽

②T.T BREWERY

飲食店や企業向けのOEMを専門とするビール工場です。サーバーの貸し出しを行なっており、オリジナルビールの樽OEMに特化したビール工場です。

最低ロット:樽1本(18リットル)
金額:330ml 瓶詰め 1本537円(税込 590.7円)、樽1本(18リットル)16,500円(税込 18,150円)
※初回時は開発費 20,000円(税込 22,000円)

容器:瓶、樽

https://ttbrewery.jp/oem

③みちくさ醸造所

個人の飲食店に向けたオリジナルビールの開発を行なっています。スタッフのサポートの元、自身でオリジナルビールの仕込みを行うスタイルが特徴です。

最低ロット:50L(150本)
金額:初回事務手数料:5万円/初回
ビール330ml瓶:412円/本
容器:瓶、樽

https://michi-kusa.co.jp/oem

④道明寺麦酒

大阪の道明寺にある小規模醸造所です。

最低ロット:200本
金額:490円〜
容器:

https://michi-kusa.co.jp/oem

⑤株式会社 フクオカクラフト

フクオカクラフトは4000本以上のOEMに対応しています。ビールの品評会やコンペでは自社のビールで入賞経験もあるビール工場です。他社に比べてロットは大きいですが、量を多く作れるビール工場をお探しの方にはぴったりのビール工場です。フクオカクラフトもStory Agentと同様缶ビールに対応しています。

最低ロット:4200本
金額:450円〜700円/1本
容器:樽、缶

https://fukuokacraft.com/pages/oem

まとめ

この記事ではオリジナルビールの製造を行なっているビール工場を5社紹介いたしました。工場によってロット、価格、納品形態等、異なる点をまとめているので発注先のビール工場選びに少しでもお役に立てれれば幸いです。