クラフトビールOEM

ラトビアの文化を広げるオリジナルビール作り

 この記事をお読みになられている方は、いま私と同じようにOEMでのオリジナルビール造りを検討なさっているのかと推察します。

「どこのブルワリーさんといっしょに進めたら良いだろうか・・」

クオリティ・レスポンス・コスト・・・etc、OEM製造には確認事項が多いため、何かと不安になることでしょう。ですが、過去2回別の醸造所でOEM醸造を経験してきたLat Beerから申しますと、IB Brewing様は自信を持ってあなたにおススメすることができる醸造所です。

我々Lat Beerは北欧ラトビア共和国の文化交流発展を目標にしている日本オリジナルビールブランドです。「飲んで旅するラトビア」をコンセプトに、お飲みになる方へラトビアの食・伝統・歴史を楽しんでもらえる作品をリリースすることを心掛けています。

ラトビアの豊かな食材を活かしたクラフトビールを創る際に問題となるのが製造免許のカテゴリーでした。

日本の酒税法ではビール製造免許と発泡酒製造免許に分かれていて、ビール免許では国に登録されている「カテゴリー」かつ「麦芽使用量の5%まで」という規定があるため、我々が表現したい食材はビール免許では厳しく制限を受けます。

いっぽう、発泡酒免許であれば、そうした制限が無く自由に表現できるため、我々が理想とする「ラトビア文化を120%盛り込んだクラフトビール」が出来ることから、IB Brewing様はBESTなパートナーでした。

2 菩提樹のハチミツを活かしたビール【完成イメージ】

我々LatBeerがIB Brewing様に御願いしたい素材が菩提樹ハチミツを使用したビールでした。仏教界では菩提樹の下で仏陀が悟りを開いたとして神聖視されています。

北欧ラトビアでは、独特の清涼感から、花びら・葉っぱをお茶やコスメに利用したり、ハチミツを食したりと老若男女広く愛されています。

また、ハチミツとビールは古くは10世紀前からラトビア独自の宗教「ラトビア神道」で夏至祭に振舞われてきました。自然の恵みであるハチミツを使用したビールは、神聖なお酒として神々に捧げられます。

IB Brewing様に御願いしたのは、そんなラトビアの美しい文化を盛り込んだ特別なクラフトビールの製品化でした。

3 扱いの難しいハチミツとベルジャンホワイトをバシッとこなす姿に【実際のOEMでは】

12月初旬に仕込みが行われるということで、LatBeerも東京→広島へ飛んで参加させて頂きました。

ブルワー様の指揮で始まったベルジャンホワイト造りは、非常にシビアな工程だと感じました。

ベルジャンホワイトやヴァイツェンに代表される白ビールは小麦の使用量が多いのが特長ですが、タンパク質含有量が大麦よりも多いため、出来上がる麦汁はより粘性が上がります。

(粘性が高いとパイプが詰まる可能性が高くなる)

加えて、ハーブ・ハッカに似た高貴な清涼感を連想させる菩提樹ハチミツの特長をビールに移すには、麦汁に投下するタイミングが非常にシビアです。

ベルジャンホワイトの風味と菩提樹の折り重なる香りを表現するために、直前までブルワー様がレシピを検討してくださり、その姿勢には心底IB Brewing様に醸造の御願いをして良かったと感じる次第でした。

これからIB BrewingでのOEM醸造を検討されている方にLatBeerがお伝えできることは「こんなビールを創ってみたい、という声に応えてくれる数少ない醸造所」であるということです。

IB Brewing様は、あなたの望むビール造りに対して、真摯に向き合って一緒に実現化までサポートしてくださいます。

自分だけのオリジナルビールを創ってみようとお考えの方は、ぜひお問合せメールから「あなたの胸に秘めた熱い想い」を添えて、ご連絡ください。

きっと、我々のように「お願いして本当に良かった」と思える自分に出会えるはずです。